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24.06.2005

三重十文字の注意点

足踏みの時
両足の線は的の中心から引いた延長線上に重なる。 一般的に両足先の幅は自己の矢尺を基本としているが、体型の違いを考慮すると、両足の踵が少なくとも両肩の幅であると行射中に肩の安定を計る事が出来る。 両足の角度は約60-70度位が、左右・前後に安定する。 重心は身体の中心で、弓を引くに従い、やや前方へ寄っていく感じ

胴造りの時
腰の線を整える。臍の向きによって上方、特に肩の線に影響を与える。五胴の内、中胴になるようにする。(その他 退胴・掛胴・反胴・屈胴がある)

引き分け時
肩の線は、正面の場合打ち起こしから大三への移行時に変化しやすい。両肘の張合いに注意し、両方の拳が同時に身体によってくる感じがよい。右手と額の間に拳が1・2個入るくらいがよいとされている。この時に後ろから見て約45度をなしている。両肘の張合いを弓構えで作っておくと崩れにくい。約2-3cm位(羽根が矢擦藤に当たらない位)羽引きして、打ち起こす。

自宅の鏡の前で8節を訓練するときは、特に上記に気をつけて下さい。目を瞑ってやると体感が増す効果があります。一節毎に目を再び開けて自分で確認してください。頑張ってください。