2019年欧州講習会

2009年から10年後に再びフランクフルトで欧州講習会が開催された。今回はグループ内での通訳とセミナー及び審査でのコーディネート役として参加した。

セミナー中は毎朝参加者の一人が全参加者を代表して 射法訓・礼記射技の朗読を行った。これは、 全員そろって 今から射へ臨む心構えを神前へ向かって誓う意味があると説明を受けた。

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現代の武士

12月の第1週目は例年ベルリンでの講習会で講師としてセミナーを行っている。過去4年連続で主に体の使い方をテーマに行ったが、主催者側が今後少し違ったテーマを他の講師の先生に頼みたいとの意向で、とりあえず最後のセミナーとなった。

休憩中に思いがけず参加者から「え、先生日頃会社で働いているのですか?てっきり専業武士かとおもっていました」と言われ、思わず「会社で仕事している時も武士です」と答えた。

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何故弓の構造は16世紀頃から変化がないのか?

弓の構造は丸木弓から始まり、竹と木の合成が 平安時代頃から行われるようになったらしい。現在の弓胎(ひご)弓の構造は戦国時代末期16世紀の終わりごろに完成されたと言われている。では、何故和弓はそれから5世紀も立っているのに形や構造に変化がないのであろうか? この問題について私的な考えを述べてみたい。

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審査の基準(射技・射形・体配)

武道一般的に審査というものが制定されており、一般的には、弓道修行者の動機付けや、ピラミッド型の組織形成の為と言われている。弓道では、昇段審査での主な基準は、「射形(型)」、「射技」、「体配」という3つに分かれている。更に5段以上には「射品」という基準が設けられている。今回は、実際に各々具体的にどういった事柄であるか、自身の考え方をまとめてみたい。

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弓道指導者育成と社会的合意について

今年から2年間、将来の弓道指導者養成の講師として、該当者に対し、各地でセミナーを行う事になった。
武道が生まれ形成された土壌が欧州にはないので、既存の一般的に認識されているスポーツトレーナー養成コースがシステムとして使われている。
武道(弓道)はスポーツ的な面は当然あるが、それがすべてでないので、コースではそれ以外のことを教える項目が設けられていない。よって、実際には一般社会では一応、トレーナーとして通用する(認められる)が、弓道のトレーナーとしてはあくまでその一部を学んだに過ぎないと考えている。

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型と形について

今までに 審査規定は 何度も読んでいて、最近では「審査統一基準」として五段以下、詳しい説明もなされており、それなりに理解していたと思っていた。しかし、今日は今まできちんと読んでいなかったことに気づき、非常に衝撃を受けた。(以下段・級位の資格基準伐採)

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師とは?

武道では昔から「良師は何年かかっても探さなければならない」と言われる。前回一流と二流の違いでも書いたが、自らが一流になりたければ、一流の師の行動パターンと思考を盗み取ることが重要である。ここでは、個人的な師匠についての考え方と自分の経験をまとめてみたい。

既に20年以上たつが、1998年にフランクフルトで弓道を再開した時は、周りの人が皆、日置印際派の流れをくむ射法(以下印際射法)で引いており、自分一人が正面打ち起し射法 (以下正面射法) で引いていた。初めは昔とった杵柄で、とにかく巻藁前で繰り返し繰り返しの稽古である程度の弓を引く感覚は戻ってきた矢先、たまたまクラブの人の紹介で、南ドイツで正面射法の先生が講習会へ来るので参加してみればとの誘いがあった。

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一流と二流の違いはどこから来るのか?

人間は、他の動物と違い、思考することにより、現存しない仮想世界や、未来世界を想像することによって、道具、その使用方法、化学技術、文化慣習、言語等を創造してきた。また、そういった思考力のおかげで、人間独特の感情が生まれ、その感情が人間の行動を支配してきたともいえるだろう。この思考力を用いてスポーツ等では、自己暗示(記録を出す、試合に勝つ)が、良い感情(闘争心、やる気を起こさせ、アドレナリン等のホルモンを分泌)を起こし、それによって身体能力高まり、良い結果につながる仕組みは一般的になっている。

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緊張するという感覚

緊張して失敗を繰り返しながら、色々と試行錯誤しながら緊張に向き合ってきた。まだまだ、途中ではあるが、今回は現在の考え方を留めて記載したい。

昔は緊張したり、緊張しなかったり、又は緊張したことによって上手くいったり、全く上手くいかなかったりを繰り返してきた。緊張というのは、周りや他の人のせいでなく、結局は本人の意識の持ち方ではあるが、これをどうゆう風に克服できるのかという課題に取り組んできた。そういった中で「何故、自分は緊張するのか」が分かれば、「どうやったら緊張せずに済むか」という処方箋が出るのではないかと思い、色々と試してみた。例をあげると、

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